PHPで数値に変換する2つの方法(intval)

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PHPの文字列など、さまざまな型式を整数(int)型に変換してみましょう。

 

キャスト演算子で整数(int)型に変換

文字列型を整数(int)型に変換

int(300)

文字列(string)型の値を、きちんと整数(int)型に変換してくれました。

キャスト演算子の(int)を付けることで整数型に変換してくれます。

便利ですね。

intval関数で整数(int)型に変換

intval()でもキャスト同様の型変換ができます。

int(300)

キャスト同様に型変換されました。

intvalで基数変換

intval()は第二引数に基数を設定できます。

何も指定しなければ「10進数」になります。

int(0)
int(192)
int(768)

基数とは

数値を表現する際に、各桁の重み付けの基本となる数。我々が普段している10進数では、10倍ごとに桁が上がっていくので、基数は10である。

出典:基数とは – IT用語辞典

intval関数の構文

intval (整数型に変換する文字列 (, 基数(省略可)));

基数を省略すると10進数となりますが、文字列によっては以下のようになります。

  • 文字列の先頭が0xの場合、基数を16進数とする
  • 文字列の先頭が0の場合、基数を8進数とする

さまざまな型を整数(int)型に変換

小数点は切り捨てられる

30.5などの小数点を含む数値は浮動小数点(float)型と呼ばれ、整数(int)型とは区別されます。

これら浮動小数点(float)型の小数点以下は切り捨てられます。

int(30)

空文字や配列を変換

空文字や配列は以下のように整数(int)型に変換されます。

int(0)
int(0)
int(0)
int(0)
int(1)

値が入った配列のみ1を返し、それ以外は0を返します。

参考:PHPで文字列型に変換する2つの方法と、型を確認する方法
参考:PHPの型変換により、FALSEのはずがTRUE判定に!!

PHPは型を意識せずコーディングできますが、それだけに思わぬエラーの原因にもなります。

文字列を比較する際は型を揃えるなどして、思わぬ誤作動を防ぎたいものです。

そんなとき、キャストや型変換の関数は簡単に使えますので、覚えておくと良いでしょう。

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